
I'm a Rebel - Accept
1980念発売のACCEPTのアルバム。'80年代に在りがちなミックスバランスで、
ベースの低音感と量感には欠ける。当時はアナログレコード全盛の時代で、
低音を出し過ぎてミックスやマスタリングをすると、
レコードの溝の幅に音が収まり切らなかった。
低音は音の振幅幅があるためどうしても溝の幅が大ききなってしまう。
それ故、昔の録音物はある程度低音を切らざるを得なかった。そういう時代のサウンド。
CD時代になってそれらの問題は考慮する必要が無くなり、
充分な低音を出しての音作りが可能になっていったという経緯が音響業界にある。
楽曲はリフ中心のメタル、ハードロック系サウンド。これといって特に特徴のある
キャッチーな楽曲は無く、単曲でどうのこうのというより
アルバム全体を通してバンドの音楽やサウンドを楽しむアルバムとなっている。
個人的にはそういうアルバムのつくりは嫌いではない、むしろ好きである。
良さがジワジワ分かってくるまで何度も繰り返し聴きたいアルバムである。